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CATEGORY: オリオン

 

TITLE: もしオリオンが力士だったなら

CATEGORY: オリオン DATE: 12/14/2018 12:34:04

 

 

orion7.jpg

 

オリオン座の三つ星をサフと名づけ

「アヌの天の羊飼い」

(≒エンリル神、羊とは星々&星座のことか)

と物語ったのは古代メソポタミアの人々。

サフは星図・暦の知識とともに大陸を伝播、

中国では「参」の星、転じて三の星。

古代日本の「ホシノカガセオ」神話が、

オリオン座信仰の痕跡ではないか、と。

 

オリオンは剣士ではなく勇猛な狩人だった。

星座の絵では、棍棒を振り上げ、

猟犬(大犬座のシリウス)を

足もとにした姿で描かれる。

 

その有名なオリオン座のイメージを離れて、

ふと思いついた

古代の勇者の姿を重ねてみた。

彼は力士で、相撲の四股を踏み、

腰には短剣とベルト(まわし)をつけている……

そんなイメージ。

('◇')?

 

 

 

TITLE: オリオン座の三ツ星

CATEGORY: オリオン DATE: 11/23/2018 00:55:37


 

orion7.jpg

 

オリオン座は、

三ッ星をベルトに見立て、

足元に輝く星シリウスが

大犬座に配されていることから、

狩猟犬を使う民の英雄だったろうか。

半神半人で盲目になる悲運から回復したり、

月と狩猟の女神や暁の女神の恋人であったり、

女神の矢で命を落とし天上の星座になったり、

勇猛な豊穣神の面影が感じられる。

 

中東ならイナンナの夫のタンムズ、

北欧なら雷神トール(ソール)

それとも隻眼のオーディン、

日本ならスサノオ、

それともオオクニヌシだろうか……

あまりにもイメージが雄大なので掴みにくい……

ホシノカガセオ辺りがそれっぽい?

が伝承が少ない。

力士、狩人、海を歩ける漁師、放浪者、豊穣神、夜明け。

 

この類話が民話にないだろうか?

三ッ星の輝きを三人姉妹、三人兄弟として描く物語。

こうした類の冒険物語では上のふたりが失敗し、

末っ子が難問をクリアして幸せを得るパターンが多い。

オリオン座の英雄像が素朴で雄大で波乱に富んでいることから、

これが簡略化・喜劇化された民話が各地に残るのでは?

 

グリム童話の三人兄弟。

 

日本民話の三人兄弟。
「やまなしとり」

 

 

 

 

TITLE: 星めぐりの歌

CATEGORY: オリオン DATE: 11/23/2018 00:52:30

 

なぞる、たどる、かがる。

カガルって言葉。

線をなぞる、たどる。

糸をたどる、かがる。

物語の線(ライン)をなぞる、たどる。

星座のラインをなぞる、たどる。

星の糸を、かがる。

星座の物語を、織る。

 

宮澤賢治「星めぐりの歌」に

「オリオンは高くうたい露と霜とをおとす」

と描かれる。

 

めぐる、は「ぐるりとたどる」

北極星を中心とした天体配置をイメージしたのか。

「かがる」という言葉は、

ぐるりと縁を取り囲む・縁にめぐらせるイメージ。

カガは糸・光線など?

ホシノカガセオはオリオン座だろうかと。

 

 

 

TITLE: ♪オリオンをなぞる

CATEGORY: オリオン DATE: 11/23/2018 00:50:37


UNISON SQUARE GARDEN

「オリオンをなぞる」

 

オリオン座を歌った

21世紀の日本のポップなロックバンド。

「オリオンをなぞる」というタイトル&歌詞。

なぞる=指でたどる、視線でたどる。
≒かがる?

夜空の星の配置をたどることで、

歌が生まれ、物語が生まれる。

 

オリオン座は、古代の英雄でもあり、

現代の先端で未来に挑戦する若者像でもある。

 

 

 

 

 

- Yahoo!ブログ「はちみつみかん」より -

 

 

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