天武天皇(大海人皇子)は道教に詳しく、
自らを北極星(天皇)とし、
民の星神信仰を禁じた(北辰に灯火を献ずることを禁じた)。
仏教が国教化され、
天武天皇の宗教改革以降に編纂された古事記・日本書記では、
星神への信仰は、
わずかに香香背男に関する記述のみ。
汎ユーラシア的な星神の面影はうすい。
http://www.warajimatsuri.jp/minwa/
星神の面影をさがすうち、
海洋民の「だいだらぼっち伝説」にたどり着いた。
三重県伊勢志摩の民間伝承だ。
この辺りは、
天武天皇に「北辰に灯火を献ずることを禁じられた」
まさに当事者的な地域だったはず。
ダイダラボッチ≒天狗≒カブロギまたはカムロギの神、と伝わっている。
http://furusato.sanin.jp/p/area/matsue/34/…
この神さま……らしい。
カッカブ・リク・ク(バビロニア 犬星)
ムル・リク・ウド(古いアッカド語 太陽の犬星)
加夫呂岐 熊野大神(クマノオオカミ)
カブロギ、またはカムロギ。
カッカブ・リク・ク……
古代中東から星図や暦とともに伝播した、
シリウスの名前が語源だったら面白い。
神社にお参りにいかずとも、
ほんとの昔は
野原や水田、稲穂を吹き渡ってくる風に神様がいて、
その風がどこから吹き寄せたかによって
山の神、海の神だったのだろう。
星の光や月の光を器の水に映して、
神の宿った聖水としたのだろう。
朝日も夕日も神様だし、
お天道様がすべて見ている、と人は信じていた。
埋葬された古代の王の墓を飾っていたのは、
星の絵や舟の絵だったという。
供え物は、たとえば聖水を捧げる巫女、
力士、狩りをする人の埴輪だったという。
巫女は、遠くナイルの水を恵むイシスの面影、
力士はオリオン座の勇姿、
狩人は牡牛退治のペルセウス座をかたどっていたなら?
悠久のロマン……☆
→ はにわ TITLE 一覧
TITLE: カガセオ幻想(8)
CATEGORY: はにわ
DATE: 04/17/2018 14:11:17
巨人で狩人のオリオンは、海の中を頭だけ出して歩いているところを、
その頭を金色の岩と見誤った恋人アルテミスに射られて命を落とした。
巨人・岩のイメージ。
またホメロスの物語では、
強敵ヘクトールさえ退けた不死身の武将アキレウスは、
唯一の弱点のかかとを美男子パリスに射られて命を落とした。
カガセオはフツノカミ・タケミカヅチを退けた後、巨石と化し、
日に日に大きく天にも届くほどに伸びた。
そのため建葉槌命が金属の靴(沓)で石を蹴り砕き、
石(御魂石)に荒魂を封じ、上に宮を建てた……
という悪神封じの伝説、大甕神社に伝わるそうだけれど、
なんとなく「かかと」「金属」でアキレウスを連想する。
ホメロスはイリアスの中でシリウスの光をアキレスの鎧の銅色の輝きに なぞらえた。
ギリシア名はオシリスと関係があるとも
バビロンの楔形文字でカク・シ・ディと呼ばれた 銅に似た輝きと述べられた
(C) 幻想世界神話辞典 - GENSO SEKAI Myth dictionary より引用
なぜ銅色の輝きなのか。
シリウスは青白い。
輝く炎の色というが、赤い星でもない。
明るく白い星だ。
青白いシリウスがなぜ赤い星と記されたのか、
古代文献をめぐって諸説あるが定説はないらしい。
「銅色の輝き」について、古代エジプトやローマで
「銅=金星=女神イシス(鏡)」といった
イメージ群が知識人に共有されたため、
「シリウス=イシスの星=銅色の輝き」のイメージが
派生したのかもしれない。
現代でも♀は国際的に銅のシンボルマークとされる。
古代エジプトではアンクと呼ばれ、
金星のシンボルマークでもある。
金星=豊穣の女神
(エジプトではイシス、中東ではイシュタルやイナンナ)≒シリウス
となり、明けの明星・宵の明星の輝きと、
シリウスの輝きとが重ねられ物語られたのかもしれない。
→ はにわ TITLE 一覧
TITLE: カガセオ幻想(7)
CATEGORY: はにわ
DATE: 04/17/2018 10:09:05
カッカブやカル・ブは犬の意味、リクは星の意味、かな。
「サ・マス」は「シャマシュ(太陽神)」、
「ウド」も「ウトゥ(太陽神)」として今に伝わる。
北関東の口伝のカガセオの古称「カウラザメ、カオラザメ」は、
「カル・ブ・サ・マス」に少し似ている、かも。
「カウラズ」犬、「シャメ」太陽神。
カルデア人 カク・シシャ(指導する犬星)ドウ・シシャ(指導者)
バビロニア カクシ[サ]星:海の水を量るもの
「カガセ」「カカセ」に少し語感が近い。
天津香香背男、星香香背男、香香背男……
天津甕星というヤマト朝廷に最後までまつろわなかった星神、
やはりシリウス信仰の人々の指導者だったかも。
……と、イメージが広がる暗喩的な書き方を、
古事記・日本書紀があえて選んでいる気がしないでもない。
記紀の編纂者は、当時そうとうに古今東西の文献に通じ、
世界の神話に詳しかったのではないか。
恒星シリウスについての
ギリシアの文書「アキレウスの鎧のように輝く」の記述を、
反映したのかも。
→ はにわ TITLE 一覧
TITLE: カガセオ幻想(6)
CATEGORY: はにわ
DATE: 04/17/2018 09:54:17
カルデア人 カク・シシャ(指導する犬星) ドウ・シシャ(指導者)
バビロニア カクシ[サ]星:海の水を量るもの
バビロンの楔形文字でカク・シ・ディと呼ばれた 銅に似た輝きと述べられた
古代オリエント(中東イラク)のシリウス名。
バビロニアはジグラッドで神官が天体観測を行い星座・天文歴発祥。
カッカブ・リク・ク(バビロニア 犬星)
カル・ブ・サ・マス(アッシリア 太陽の犬)
ムル・リク・ウド(古いアッカド語 太陽の犬星)
シリウス Sirius 天狼星 Dog star
地球から見える恒星で最も強く輝く星。
大犬座(Canis Major)の主星、α星。
世界各地で神話伝承がみられる。
特に西アジア、 地中海世界(ギリシャ、エジプト)、 インド、中国まで「犬星」といった同じ様な扱いをされているのは面白い。
ギリシャ神話ではオリオンの犬。
シリウスSiriusはラテン語で意味は「光輝くもの」「焼き焦がすもの」。
ギリシャ語 セイリオスSeiriosが由来。
古代エジプトではソティス。
夏至のころ、ソティスが太陽とともに東天から昇ってくる 日を年初(夏至正月)とした(太陽暦の始まり)。
毎年この頃にナイル川の水量が増し始めることを知ったという「ナイルの星」 「イシスの星」として崇められた。
古代西アジア(中東)地域では「太陽の犬星」とよばれた。
(略)ホメロスはイリアスの中でシリウスの光をアキレスの鎧の銅色の輝きに なぞらえた。
ギリシア名はオシリスと関係があるとも
(C) 幻想世界神話辞典 - GENSO SEKAI Myth dictionary より上記 引用
国文学の古い文献からカガセオ(香香背男)の名前の由来はわからないのだから、いっそ古代バビロニアの星由来あたりに飛躍しても面白い。
たとえばウツノミヤ(宇都宮)の地名が、古代メソポタミアの太陽神ウトゥ信仰に由来すると、うそぶいたって真偽はわからない。
ウツクシイ、ウツス、ウツツ……
カッカブ・リク・ク(バビロニア 犬星)
カル・ブ・サ・マス(アッシリア 太陽の犬)
ムル・リク・ウド(古いアッカド語 太陽の犬星)
カルデア人 カク・シシャ(指導する犬星)ドウ・シシャ(指導者)
バビロニア カクシ[サ]星:(海の水を量るもの)
バビロンの楔形文字でカク・シ・ディと呼ばれた
(シリウス)
→ はにわ TITLE 一覧
TITLE: カガセオ幻想(5)
CATEGORY: はにわ
DATE: 04/17/2018 09:21:33
東北の民話で、湖から川を創ったり、大岩を投げて山を創ったりするダイダラボッチが登場するが、これがヤマトタケルに置き変わっていたりする。
ヤマトタケルは東国遠征したヤマト側の征服者なので不思議だったが……
たとえばオリオン座に投影された、雄大な創世の英雄神の面影がかすかに宿っている?
日本書記成立は、天武天皇の宗教改革(土着の北辰信仰=星神信仰の禁止)以降なので、各地の星神はおしなべて悪神・存在していない神にされた可能性あり。
古事記では、ヤマトタケルが「新治筑波を過ぎて幾夜か寝つる」と片歌で問いかけ、御火焚の者が「かかなべて夜には九夜日には十日を」と答えた。
「かかなべて」または「かがなべて」、「月日を重ねて」の意味。
ヤマトタケル東国遠征からの帰路、山梨の火焚き老人と交わした会話。
これ、まつろわぬ神カガセオの「かが」を含んだニュアンスでは?
「カガ(セオ)おしなべて平らかに過ごした」つまり東国の熟蝦夷(にぎえみし)を懐柔した、の意では。
日本の星の神。
まつろわぬ星神。
フツノカミ・タケミカヅチを退けた後、巨石と化し、日に日に大きく天にも届くほどに伸びた。
そのため建葉槌命が金属の靴(沓)で石を蹴り砕き、石(御魂石)に荒魂を封じ、上に宮を建てた。
現在御霊石は鎖場になっており、登ることができる。
とりあえずメモっとこ(妄想・断定調)で・・・
ホシノカガセオは、・イズモ系(物部氏系?)の古墳時代の豪族・海洋民の国津神と、縄文人の信仰が融合したダークヒーロー。
ダイダラボッチ的な古代の創造神だった可能性。
→ はにわ TITLE 一覧
TITLE: ウナギイヌ幻想(3)
CATEGORY: はにわ
DATE: 04/17/2018 08:49:38
「ウナギイヌ」は赤塚不二夫の奇想天外なキャラクターだが、不思議なことに、ウナギもイヌも「オリオン座の土用星、大犬座のシリウス」という古代の新年の豊穣祭祀に関わる。
めでたい偶然だ。
これらは慈雨の豊穣神だから、日本の風土では龍神だろうか。
電気ウナギイヌ→節電型へのキャラ進化も面白い。
このブログさんでは、古代エジプトのウナギ?のミイラ箱について紹介。
「無限∞空間」さんはスゴイなぁ……検索すると行き着く。
いつも。
∞∞∞
無限ていうより夢幻空間……
「電気ウナギイヌ」から始まって、エジプトの「創造神アトゥム」に至る。
日本古代の「ホシノカガセオ」について妄想しようと思いつつ、
横道にそれているような、それていないような。
ハニワ戦士のイラスト描くつもりから脱線してるけど……
→ はにわ TITLE 一覧
TITLE: ウナギイヌ幻想(2)
CATEGORY: はにわ
DATE: 04/17/2018 08:33:37
「電気ウナギイヌ」から妄想。
熱田神宮で古来「クサナギノツルギ」を安置したのは「土用殿」。
土用ってのは季節の変わり目、土用の丑の日のウナギが有名。
草薙剣は、見た人の口承記録では「ウナギ」に似てる。
土用星はオリオンの三ツ星。
傍らのシリウスは大犬座。
星宮神社でウナギ食用を禁じる例あり。
クサナギノツルギをまつる熱田神宮と関りが深い
カミチカマ神社(尾張のミヤズヒメの父神)は、
海辺の製塩の民の星神信仰も伝える神社。
熱田神宮のクサナギノツルギを安置していたのは「土用殿」。
神剣も、星信仰との関連が?
岐阜や北関東など、各地の星宮神社でウナギを神聖視。
土用の丑のウナギの日。
牛はオシリス(オリオン座と同一視)の聖獣だった。
古代エジプトでは雨期(ナイルの氾濫、新年の訪れ)を告げる、
初夏の夜明けに東の空を昇るシリウス星(大犬座)が、
女神イシスの星と呼ばれた。
天の川のほとりの大犬座は、冥府への案内役アヌビス(犬頭の神)。
アヌビス像はお稲荷さんの狐そっくり。
夏の夜明けの土用星(オリオン座の三ツ星)をめぐる祭祀で、
丑の日(オシリス神=牛)に食される犠牲のウナギが神聖視される、
各地の星の宮ではそんな古代信仰があったのかもしれない。
クサナギノツルギが、元来ウナギをさばく剣だったら面白いな……
シリウスの大犬座がお稲荷さんの狐だったら面白い。
→ はにわ TITLE 一覧
TITLE: カガセオ幻想(4)
CATEGORY: はにわ
DATE: 04/15/2018 18:55:48
「カゼ」という言葉の語源は、なんだろう?
あまりに身近すぎてわからない。
専門的なサイトさんにたどり着いたが、
やっぱりわからないそうだ。
東南アジア系の古層な言語に由来するらしい。
海洋系の人々が、道=風を「シ」と呼び、
「カ」は気配・香りを表す、あるいは接頭語。
古代にタイムトラベルして、
神話を物語った人たちに聞いてみれば一発で解決するのに、
そうもいかないので、あれこれ妄想する。
古代の人達も、不可解な天地の理を星空に問い、
答えもない神の物語を、さらに古代に生きた祖霊の物語を、
あれこれ思いめぐらしたのではなかろうか。
そんな気がしてならない。
語感でざっくり妄想。
カガミ=シルエットを閉じ込める籠、
古代エジプトではイシス女神のシンボル。
カガル=ふちどる。
「カガ、カゴ」が「気配、香りなどを固定し封じる」、
一方の「カセ、カゼ」が「気配、香りなどの流動、その道筋」だとして、
カガセオは……三ツ星(カセ)の籠?背は北、妹背では夫。
失われたカガセオの物語を知る由もないが、
語感のイメージからは
「オリオン座を目印とし、
その英雄神話を伝承する海洋系の先住民
(カオラザメ=甲羅ザメ=年経て知恵のある海神)がいた。
ヤマト朝廷の支配下におかれ、
その神話や神域はヤマトの神々に置きかえられたが、
各地の伝承に片鱗が残っている。
余談だが、
星籠の海 上 島田 荘司
こんなミステリーがあった。
面白そう?
妄想はとめどないが、
高知・愛媛でオリオン座の三ツ星を
「かせ星」と呼ぶ伝承があったのだから、
カガセオ伝説も残っていたら面白いのに……
追記:
村上水軍の末裔で、家紋が「まるに三ツ星」という方のブログ発見。
これはオリオンの三ツ星ずばり。
→ はにわ TITLE 一覧
TITLE: カガセオ幻想(3)
CATEGORY: はにわ
DATE: 04/15/2018 18:40:13
オリオンの三ツ星を「ミヅラ」と呼ぶ地方もある(東北や神津島)。
中央から離れた地域に残っている古称だろうか。
漢字で表せば「三連」か。
「ミヅラ」といえば、古墳時代のハニワなどの髪型にもみられる。
オリオン座を真ん中で束ねる三ツ星の形は、
そういえば古代貴族の髪型「ミズラ」にそっくりだ。
……上代では男性でも角髪に櫛を挿していたことが『古事記』のイザナギの黄泉下り、スサノオの大蛇退治の物語に見られるほか、アマテラスとスサノオの誓約の場面では女神のアマテラスが角髪を結う呪術的な異性装を思わせるくだりが登場する。
……
(Wikipedia みずら の記述より引用)
ミズラのクシ?
M42(オリオン大星雲/右写真):散光星雲。
オリオンのベルトの3星の南に位置する星雲である。
この星雲は、θ1星、θ2星などとともに、オリオンが腰につけた剣に見立てられ、日本ではθ星、M42、ι星を小三つ星(こみつぼし)と言う。
(Wikipedia オリオン座 の記述より引用)
……ツルギ?ミズラのクシ?
オリオン座にまつわる英雄伝説は、
日本の文書化された神話には残っていない。
が、ミズラの髪型をオリオン座の形状と重ねて
(オリオンの剣とされる小三つ星を)
髪に挿すクシ=クシナダヒメ=のエピソードとしたり、
スサノオの英雄物語に
オリオン座のイメージが重ねられているのでは?と連想。
→ はにわ TITLE 一覧
TITLE: カガセオ幻想(2)
CATEGORY: はにわ
DATE: 04/15/2018 18:30:19
その昔、アマツミカボシという
ヤマト朝廷にまつろわぬ星神がいて、
日本書記にわずかな記述しか残されていない。
またの名をホシノカガセオ、アメノカガセオ、カガセオ。
北関東の伝承でカオラザメ(カウラザメ)。
北辰信仰・妙見信仰(北極星や北斗七星への信仰、道教・毘沙門天など影響)
との関連も?
天津甕星(アマツミカボシ)、
従来では金星説がとられているようだ。
ざっくり妄想。
奈良時代の日本書記より何千年も昔に成立した、
ユーラシア大陸の星暦・星座・神話伝説が日本にも伝播していたなら、
雨をもたらす星はシリウス。
エジプトの雨期・新年の訪れ(ナイルの氾濫)を告げる、夏の夜明けの星。
シリウスは、古代エジプトではイシスの星、
古代ペルシャではティシュトリャと呼ばれる慈雨の神だった。
ティシュトリャと類似する伝承が、日本の貴船神社にも残る。
シリウスの側にあって目立つのが、
オリオン座の三ツ星。
古代エジプトでは、
三ツ星より南のオリオン座をサフと呼び、オシリスと同一視。
サフ=オシリスは、イシスの夫。
中国では、オリオン座の三ツ星を「参」と呼んだ。
日本でも夜空の目印になる三ツ星はさまざまに呼ばれ、
「土用星」=夏の土用に東の夜明けの空を昇ってくる星だった。
オシリスと同一視されたオリオン座の起源は、
シュメールの星座「アヌの真の羊飼い」が最古とされる。
奈良時代の日本に、
星暦や星図とともに異国の神話伝承が伝わっていたなら
(世界基準で考えれば)、
天津甕星は慈雨の星「シリウス」(女神イシス)、
星香香背男・天香香背男は「オリオン座」(イシスの夫オシリス)
といった比定が自然な気がする(根拠はなく妄想)。
航海術を持った先住民の星信仰か。
→ はにわ TITLE 一覧
TITLE: カガセオ幻想(1)
CATEGORY: はにわ
DATE: 04/15/2018 18:21:03
カガって言葉が前から気になっていて、
ホシノカガセオ(まつろわぬ星神)、
カガシ(蛇)、
カグヤヒメ、
カグヤマ、
カグツチ……
輝く・炎のイメージだけでは
包み切れないので、
すっきりしなかった、
ずっと折々に考えていた……
で、
イメージ的にカゴを加えたら?
カゴは籠、カガルなら縁取り。
籠池なら?
籠池なら周囲をふちどる池、
たとえば古墳の周囲の堀。
香具山なら、
盆地の周囲をふちどる山、
カグツチなら
籠のように盛った土つまり竈(かまど)
……カグヤ姫なら
「体を天蓋として世界を包む夜の女神」
エジプトの壁画にそんなイメージがある。
ホシノカガセオなら……
なんだろう?星紋状の網目シンボル。
たとえば縄文土器は、
ナワ状の粘土をぐるぐる積み上げるよう重ねて、
ツボ型の器にしたりする。
カガが、蛇や籠を表す言葉だとして、
カガルって言葉は縁取る意味だとして、
カガリビが暗闇のなかで
周囲の輪郭をふちどらせる炎の意味だとしたら、
すっきりイメージがまとまる。
縄文土器をつくる人の目線で。
→ はにわ TITLE 一覧
TITLE: メガネ男子ハニワくん☆
CATEGORY: はにわ
DATE: 04/14/2018 14:39:21
こわされた古墳からよみがえった
古代のハニワくん。
いまを知る旅にでます。
少年老いやすく学成り難し、です。
そこはどこだ、どこなんだここは?と
一瞬の光陰に問いかけてみたとき
きっとハニワくんとお友達になれて、
勇気と知恵を授かるでしょう。
(*^-^*)
(あら、文字の白いふちが
消しきれずに残っちゃったなぁ……
文官の埴輪ってないのかなぁ、
武人の埴輪しか写真みつからない。
書物もってる神さまの像って、
案外ないのかなぁ。
お稲荷さんのキツネが、
巻物みたいな物くわえてるよね……)
名もなき戦士は、失われた記憶を求めて旅に出る→
旅の果て、ついに封印された「真の名」の謎に迫る→
人々の願いと戦士誕生の秘密、
解き明かされる4つの古代文字〇〇〇〇!!!('◇')ゞ
→ はにわ TITLE 一覧
TITLE: ハニワ戦士☆
CATEGORY: はにわ
DATE: 04/14/2018 14:23:44
愛馬ノマとハニワ戦士。
こわされた古墳からよみがえった古代の秘宝。
「水を治める」
「太陽の果実」
「生命の葉の首飾り」
「勇者の剣」
……とかの
冒険物語があったらいいのに☆
→ はにわ TITLE 一覧
TITLE: お天道様が見ている
CATEGORY: はにわ
DATE: 04/14/2018 13:54:07
原始的な印章は
中東の遺跡(紀元前7000年 - 6000年頃)から発掘されていて、
紀元前5000年頃に
古代メソポタミアで使われるようになったとされる。
最初は粘土板や封泥の上に押す
スタンプ型の印章が用いられた。
(上記 Wikipediaより引用)
文明の揺りかご古代中東でも
ハンコはとても重要だった。
(盗難防止のため)
品物を運搬する壺などが、
途中で開封されて
中身が盗まれていないことを
証明するため封泥をほどこし、
荷の発送主の印章を押した。
海路・陸路で品物を運搬する交易活動に伴い、
必要があって編み出されたハンコ文化なのだった。
品物を運ぶ隊商を護衛する兵士に信仰されたのが
正義の契約神・陽光神だった。
陽光神は、
太陽神というより曙光の神格化らしい。
砂漠の道を往来するソルジャーに信仰されたのは、
万物を照らし闇との境界を切り分ける
「正義と契約の神」、
行く先々の土地神とも友好的な
「友愛の神」だった。
サラリー(塩)をきちんと支払ってくれる限り、
隊商を護り荷を奪いはしない。
そんな契約か。
この陽光神は、
東西文明を結んだシルクロードを往来する隊商によって、
各地に広がり信仰された。
「正義・契約・友愛」の神であり、
旅する神であったために
各地の土地神と友好的で、ときに習合した。
多神教的なオリエント世界で、
密儀を含むミトラ教として発展、
キリスト教以前のローマで隆盛を誇った。
陽光と万物を見通すまなざしを重ね、
正義と契約によって友好を保つ軍神、
という神格は、
シルクロードの果ての島国にもきっと届いていただろう。
「お天道様が見ている」
「嘘をつくとお天道様のバチが当たる、目がつぶれる」
など古来の素朴な警告に、
視線と陽光・正義・約束の神のイメージが息づいている。
→ はにわ TITLE 一覧
TITLE: はにわ戦士
CATEGORY: はにわ
DATE: 11/12/2017 18:49:50
2頭身の「はにわ戦士」です。
こわされた古墳からよみがえり、
太陽の実(ミカン)、
生命の葉の首飾り、
勇者のツルギの
魔法アイテムを持って、
冒険の旅に出ます。
愛馬の「のまうま」くんとともに。
イラストを描いているうちに
だんだん
お話を作ってみたくなりました。
(*^-^*)
→ はにわ TITLE 一覧
- Yahoo!ブログ「はちみつみかん」より -
© ginmuru-meru.com 2019