
於君似 草登見従 我標之 野山之淺茅 人莫苅根
君に似る
草と見しより
我が標(し)めし
野山の浅茅(あさぢ)
人な刈りそね
きみににる
くさとみしより
わがしめし
のやまのあさぢ
ひとなかりそね
作者不詳
( 万葉集 7巻1347番 寄草 )
万葉集/第七巻 – Wikisource
「君」という語があるので、
女性から男性への相聞歌かと思ったが、
男性から女性への想いを詠んだ歌とする
解釈が、検索やAIの見解ではほとんど。
「君」を身分の高い女性とすると、
野山の浅茅(注連縄で囲んだ?)は、
何か神聖なニュアンスを含むのだろうか。
浅茅(あさぢ)=チガヤに例えられたのは、
しなやかで爽やか、素朴な女性だろうか。

