ときどきクリア希求
雲からも風からも
透明なエネルギーが
そのこどもにそゝぎくだれ
一〇八二 （あすこの田はねえ）
一九二七、七、一〇、より
宮沢賢治 詩ノート （青空文庫）
2011年3月11日14時46分から
14年が過ぎました。
被災地の復興と被災された方々の
平安を祈ります。
震災と原発事故からの教訓を活かし、
より安全で安心できる社会を築くため、
この国が自然エネルギー重視へと舵をきり、
子ども達に希望ある未来を 残せますよう。
この世界が平和でありますように。
（ 2023.8.11 イラスト作成 Bing Image Creator ）
Who killed Cock Robin?
The north wind doth blow
(Nursery Rhymes and Songs)
The north wind doth blow,
And we shall have snow,
And what will poor Robin do then?
Poor thing.
He’ll sit in a barn,
And keep himself warm,
And hide his head under his wing,
Poor thing.
北風ふけば
（北原白秋訳「まざあ・ぐうす」より）
北風ふけば、
雪がふろ、
かわいそなこまどりはどうするぞ。
かわいそなものね。
お倉の中なァかの刈麦かりむぎに、
もゥぐりこゥぐり、ぬくもろぞ、
お羽根の裏うゥらに首まげて。
かわいそなものね。
北原白秋訳 まざあ・ぐうす
クックロビン – Wikipedia
ヨーロッパコマドリ – Wikipedia
（ 2025.1.6 +20~21 イラスト作成 Bing Image Creator +CG画 ）
世の中は
常にもがもな
渚漕ぐ
海人の小舟の
綱手かなしも
源 実朝
(鎌倉右大臣 小倉百人一首 93番 『新勅撰集』羈旅・525）
悲劇の将軍、源実朝の歌。実朝は、
藤原定家の指導を受けた和歌の名手。
静かな海辺の光景を詠んだこの歌には、
七夕伝説（月の舟の綱をとる織女）が
イメージの下敷きとして
忍ばせてあるのでは？
（定家の弟子ならではの教養と感性ゆえ）
源実朝 – Wikipedia
（ 2024.11.10 & 2025.1.14 イラスト作成 Bing Image Creator +加工 ）