窓から三日月の気配。
不思議な子守歌の声。
ののさまどちら……
工事ですでに
失われてしまった大岩に
幻の器をならべる人影?
黒い子猫にミルク……
失われてしまった大岩。
工事で発掘された古墳の埋葬品。
埋葬品の器や剣などを展示する
博物館。もしくは不思議な館。
真夜中に灯がともる館……
一昨年の秋にTweet したハニワくん、
ひらがな多用、小見出し6章、
見出しひとつにつき、15Tweet 前後の文字数
でお話を書いてた。
一昨年の秋だから、かなりうろ覚え。
原稿用紙にしたら20枚~30枚の内容かな……
ざっくりメモのまま置いてある。
「くろ・くろにくる(仮)」
も、同じような字数?
(1) たそがれの館(猫の足跡の器)
(2) 星座の切符(相撲)
(3) 三日月の舟(異界の館)
(4) ねむり姫(不死の酒を断る)
(5) 金の実(苗木や種、書物をさずかる)
(6) ののさまどちら(暁の古墳、帰還)
前のお話に比べると、起伏が少ない気がする。
文字数は少なめがよいかも。
あるいは小さな危機をつくる。
ハニワくんと異界の姫との淡いロマンスを
ぼくが追体験……黒猫が過去と現在をつなぐ。
(2020.1.5 Twitter より)