白き布の四隅に刺繍した林檎は、
常世の島の女神のしるし。
これを羽織れば、この世の王よ、
女神の庇護で、ひととき彼岸の身となり、
うつつの眼差しから隠れることが
出来まする。
アーサー王物語 オーブリ―・ビアズリー 挿絵 画像 イラスト。(「著作権切れ」ブログさんより)
どんな物語、どんな会話だろうか、と想像してみた。
http://www.moonover.jp/2goukan/mabinogi/item.htm…
グウェン
「白」の意味の名を持つマント。四隅に赤金の林檎の刺繍がしてあり、まとったものは姿を消すことが出来る。
(2019.9.29 Twitter より)
布に女神の加護の意味をもたせる例は、日本神話にもある。
スサノオの館で、ムカデのいる部屋に閉じ込められたオオクニヌシが、スセリヒメから貰った布をふるエピソード等。
どこの美術館だったか(大原美術館かな?)現代アートの展示で、広々したフロアに生成りの布一枚が広げてあった。山や谷のように、しわやひだが複雑に隆起して、最初はなんの素材でつくったのかわからず、ただの布と気づいて驚いた。
布一枚でひろがる世界。
「夜の帳」の語は、夜を暗幕に例えている。
(2019.10.4 Twitter より)