シリウス

ふと目にした英詩の翻訳で、
土用(ドッグデイ)とルビがふってあった。
大犬座のシリウスにまつわる表現かと
検索したら、やはりそう。
古代エジプトでは
新年=夏の雨期を告げる目印が、
「日の出とともに東の空で輝くシリウス」
だった。
シリウスは女神イシスの名で呼ばれ、
この女神の古名はアセトとも。

古代エジプトでオシリスとイシスは、
ウシルとアセトと呼ばれていた、と
どこかで読んだ。
日本では土用は丑の日と呼ばれるが、
ウシルと語感が少し似ている。
インドの古典リグ・ヴェーダでは、
暁の女神をウシャスと呼ぶ。
季節を区切り明け初める東の空は、
古来、生活サイクルや行事の大切な起点だった。


          (2019.1.27 Twitter より)

クローバー


あさ、ひる、よる
おほしさま、おひさま、おつきさま
せんねんまえも めぐってた

そら、かぜ、つち
あらし、にじ、はれ
めばえ、そだち、みのり

みなれた
みつばのクローバー
あしもとにそよぐ

きのう、きょう、あした
りく、うみ、すいへいせん
せんねんたっても きっとめぐる

いつものことですが 乾杯 ☘


(2020.4.9 Twitter より)


つめくさの花 – レモン水 (ginmuru-meru.com)


– Dream-Song –

あかりのない世界にともるあかり


– Dream-Song –

Sunlight, moonlight,
Twilight, starlight—
Gloaming at the close of day,
And an owl calling,
Cool dews falling
In a wood of oak and may.

Lantern-light, taper-light,
Torchlight, no-light:
Darkness at the shut of day,
And lions roaring,
Their wrath pouring
In wild waste places far away.

Elf-light, bat-light,
Touchwood-light and toad-light,
And the sea a shimmering gloom of grey,
And a small face smiling
In a dream’s beguiling
In a world of wonders far away.
     

(“DOWN-ADOWN-DERRY” Walter De La Mere 1922)


Dream-Song(Bing Image Creator) – レモン水 (ginmuru-meru.com)


月の船

「天の海に 雲の波たち 月の船 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ」 柿本人麻呂
堅物のハニワくんと異国の姫との物語。

Hey, diddle, diddle-Mother Goose

Hey, diddle, diddle-Mother Goose

  Hey, diddle, diddle,
  The cat and the fiddle,
  The cow jumped over the moon.
  The little dog laughed
  To see such sport,
  And the dish ran away with the spoon.

へい、ぎ~こ、ぎ~こ

 へい、ぎ~こ、ぎ~こ
 ねこさんつまびく バイオリンぎ~こ
 ちちうしおっかさん つきとびこえた
 ざれごとみててさ
 こいぬちゃん きゃわわ わ~ん
 そいでさ おさらとスプーン すたこらさっさ~

(マザーグース Hey,diddle.diddle 拙訳)

(2019.1.3 Twitter より)