みかの原

みかの原 
わきて流るる泉河 
いつみきとてか 
恋しかるらむ

中納言兼輔 
( 小倉百人一首 27番 『新古今集』恋・996 )


( 2021.6.28 Twitter より )


天の原 ふりさけ見れば

天の原 ふりさけ見れば 春日なる
三笠の山に 出(い)でし月かも
            阿倍仲麿

( 小倉百人一首(7番)『古今集』羇旅・406 )

堅物のハニワくんと、異国の巫女。

黄金仮面をつけて舞う、
古代文明の継承者である巫女を夢想。
(長江青銅器文明は、日本の弥生文化にも影響を与えたという)


(2021.5.3 Twitter より)


月の船

「天の海に 雲の波たち 月の船 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ」 柿本人麻呂
堅物のハニワくんと異国の姫との物語。

初音を待ちわびて

ほととぎす鳴きつる方をながむれば ただ有明の月ぞ残れる
(小倉百人一首 81番 後徳大寺左大臣 『千載集』夏・161)
          

時代のせいにしてメルヘン捨て去るのは
寂しいことだよ。

初音を待ちわびて夜を明かす。
そんな風流もいいじゃない?