綱手かなしも(Bing Image Creator)


世の中は
常にもがもな
渚漕ぐ
海人の小舟の
綱手かなしも

源 実朝
(鎌倉右大臣 小倉百人一首 93番 『新勅撰集』羈旅・525)

悲劇の将軍、源実朝の歌。実朝は、
藤原定家の指導を受けた和歌の名手。
静かな海辺の光景を詠んだこの歌には、
七夕伝説(月の舟の綱をとる織女)が
イメージの下敷きとして
忍ばせてあるのでは?
(定家の弟子ならではの教養と感性ゆえ)


源実朝 – Wikipedia


( 2024.11.10 & 2025.1.14 イラスト作成 Bing Image Creator +加工 )


萩の下葉


夜を寒み
衣かりがね
鳴くなへに
萩の下葉も
うつろひにけり

詠み人しらず
(古今和歌集 巻第四 秋歌上 211)


風さむみ
わがから衣
うつ時ぞ
萩のしたは(下葉)も
いろまさりける

紀貫之(拾遺和歌集)