
生まれる前は、
お魚や鳥さんや
馬や牛、豚や羊だったの。
この世を去ったら、
舟で星の海に出て、
天の川の星粒になるの。
そして空から見守り、
雨といっしょに
地上に降りて、
穀物に宿って実るから。
また会いましょう、
それまでごきげんよう。
お元気で…
(いにしえのメルヘンへの仮説)

( 2023.4.1 Twitter より )
ほのあかり(Bing Image Creator) – レモン水 (ginmuru-meru.com)
ときどきクリア希求
生まれる前は、
お魚や鳥さんや
馬や牛、豚や羊だったの。
この世を去ったら、
舟で星の海に出て、
天の川の星粒になるの。
そして空から見守り、
雨といっしょに
地上に降りて、
穀物に宿って実るから。
また会いましょう、
それまでごきげんよう。
お元気で…
(いにしえのメルヘンへの仮説)
( 2023.4.1 Twitter より )
ほのあかり(Bing Image Creator) – レモン水 (ginmuru-meru.com)
白鳥(しらとり)の
鷺坂山(さぎさかやま)の
松蔭(まつかげ)に
宿(やど)りて行(ゆ)かな
夜(よ)も更(ふ)けゆくを
白鳥 鷺坂山 松影 宿而徃奈 夜毛深徃乎
右柿本朝臣人麻呂之歌集所出
(柿本人麻呂歌集より)
(万葉集 巻9-1687 雑歌 鷺坂作歌一首)
白鳥(天の川に橋をかける伝説)の
名をもつ鷺坂山(逢坂山を連想する)、
その松(待つ)の枝影(の天の川)に
(ひととき降りている遠い人の魂よ)
更けゆく夜の旅路だ、さあ宿っていこう。
というニュアンスの歌だろうか……
出典は万葉集、柿本人麻呂歌集
(柿本人麻呂の歌なのかは定かでない)
松陰に宿って行かねばならぬ旅人は、
万葉歌人(本人)であるのと同時に、
樹上の天の川をみあげて想う
遠い誰かの魂だろうか。
更けゆく夜の静けさが旅情と
はるかな慕情とを伝える。
松の枝は野趣に満ちながら、
繊細な星の伝説を瞬かせる。
(白鳥、鷺、宿る、といった
詩的効果の高い言葉が並ぶ)
( 2023.3.8 Twitter より )
白鳥の鷺坂山の松蔭に(Bing Image Creator) – レモン水 (ginmuru-meru.com)
星座の暗幕をゆらす風。
ここに居るのは誰だったろう、
ハニワくんなのか僕なのか
わからなくなった……
( 2023.1.17 Twitter より )