闇からめざめる緑の風、かがやく使者、
曙光を汲み、すきとおる新芽の色の杯、
緑閃光という名の魔法のつばさ。
時わたる羽音の訪れに、
星の光の泉はさざめき、
新しい季節の芽吹きを玉に刻み祈る。
伝えられたはずのその名も知らぬ、
古き女神の歩みは蛇のようにひそやか、
風に舞う羽根ほどにもかろやか。
( 2021.11.18 Twitter より )
( 2023.8.11 イラスト作成 Bing Image Creator )
緑の曙光(2) – レモン水 (ginmuru-meru.com)
ときどきクリア希求
闇からめざめる緑の風、かがやく使者、
曙光を汲み、すきとおる新芽の色の杯、
緑閃光という名の魔法のつばさ。
時わたる羽音の訪れに、
星の光の泉はさざめき、
新しい季節の芽吹きを玉に刻み祈る。
伝えられたはずのその名も知らぬ、
古き女神の歩みは蛇のようにひそやか、
風に舞う羽根ほどにもかろやか。
( 2021.11.18 Twitter より )
( 2023.8.11 イラスト作成 Bing Image Creator )
緑の曙光(2) – レモン水 (ginmuru-meru.com)
生まれる前は、
お魚や鳥さんや
馬や牛、豚や羊だったの。
この世を去ったら、
舟で星の海に出て、
天の川の星粒になるの。
そして空から見守り、
雨といっしょに
地上に降りて、
穀物に宿って実るから。
また会いましょう、
それまでごきげんよう。
お元気で…
(いにしえのメルヘンへの仮説)
( 2023.4.1 Twitter より )
( 2023.8.12 イラスト作成 Bing Image Creator )
今年のお盆を前に…
ほのあかり – レモン水 (ginmuru-meru.com)
いばらのかげに、
ひもじさ、さむさ。
花さくかげに、
白金(しろがね)、黄金(こがね)。
ののさま どちら?
いばらのかげで、
ねんねを 抱いて、
花つんで ござれ。
北原白秋訳 まざあ・ぐうす (aozora.gr.jp)
北原白秋 お月さまいくつ (aozora.gr.jp)
( 2023.7.3 Twitter より )
( 2023.7.3 イラスト作成 Bing Image Creator )
いばらのかげに – レモン水 (ginmuru-meru.com)
(Microsoft Bing Image Creator)
ハニワくんが
天の川に思い浮かべる
姫の姿を
AIさんに描いてもらった……
(とりあえず限界 ← AIでなく自分が)
(もう……なんとなく、こんな感じ?)
( 2023.6.20 Twitter より )
( 2023.6.20 姫イラスト作成 Bing Image Creator )
私は土地の長の娘。
幼い頃から人々に
「水の器」と呼ばれ、
大切に育てられました。
ある雨のふらない夏、
私は白い羽の衣をまとい、
水の神に捧げられました。
水の神が訪れたなら、
甕のお酒でもてなすのです。
私はふるえていました。
神の姿をみて
もどってきた「水の器」は
誰ひとりいなかったから。
三日月の光がおりてきて、
誰かが私を呼びました。
月のようにかがやく
剣をかざし、
私の前に立ったのは、
ひとりのみしらぬ旅人でした。
水の神があらわれ、
いくつもの鎌首をもたげ、
私を呑みこもうとしましたが、
旅人はあざやかな剣さばきで
うねる首をかたはしから
切り落としました。
水の神としてあがめられていたのは、
おそろしいオロチだったのです。
たおれた水の神の尾から、
氷のようにかたく
星の雨をしたたらせる剣が、
ひとふりきらめき、あらわれました。
オロチを退治した旅人は
その剣を手にとり、にっこりしました。
「ケガはないか?ぶじでよかった」
やがて彼は、この地に館を築きあげ
「水の器」を妻にしました。
八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに
八重垣つくる その八重垣を(古事記)
あぢさゐの八重咲くごとく
弥(や)つ代にをいませ我が背子
見つつ偲はむ(万葉集)
(水の器と呼ばれて
今は名も忘れられた娘と、
ふらりふらり各地に足あとを
残した風来坊のお話です)
(引用)
古事記・日本書紀歌
万葉集(4448 橘諸兄)
※ hydrangea(アジサイ=水の器)
( 2023.6.5 Twitter より )
( 2023.6.5 イラスト作成 Bing Image Creator )