小正月あれこれ


今年は寒いけど、
これだけ寒いと
春待つ気持ちが
ふくらむよ……

そろそろ小正月、
火祭り(どんど焼き)の頃。
ほんとは旧暦の方が
雰囲気合うんだろうな……
(お正月=朔日からの
始めての満月が小正月?)

左義長 – Wikipedia

小正月の火祭り、
風土により呼称もさまざま。
奥が深そう。

正月のお飾りを、
近所のお寺や神社に
持参して焚き火にくべるのが
「どんど焼き」と呼ばれる行事と
思ってたけど、
広島や兵庫の「とんど」は、
写真みただけでも面白そう……

小正月には「鳥追い」という
行事が伝わる地方もある。


S+R の名を持つ女神 – レモン水 (ginmuru-meru.com)

鳥を捕らえるごとく魂を – レモン水 (ginmuru-meru.com)

翼もつ鳥のように訪れるもの – レモン水 (ginmuru-meru.com)


ハニワくんの物語で考え中の
「星の宮の門番の謎かけ」の内容
=豊穣女神の再生に結びつく謎?
(ののさま どちら、わらべ歌に
まつわる謎かけにするといいかも)


( 2022.1.6~1.18 Twitter より )


門番の謎かけ


「私はかつてあり、今もあり、
これからもある全てである。
そして私のヴェールを
人間が引き上げたことはない。
私がもたらした果実は太陽である」
サイスにあった
ネイトの神殿の碑文という。

こんな感じの謎かけがいいなぁ。
何かよい言葉ないかな……

思いつかない……Orz
成木責めの問答っぽい内容……?

ユディシュティラ – Wikipedia

マハーバーラタの英雄ユディシュティラの
試練・問答。

バナナか石か?(バナナ型神話)

忘却の門、とか
忘却の問答、とか……
夜明けを忘れる展開。

光をば
くもらぬ月ぞ
みがきける
稲葉にかかる
あさひこの玉

西行
(山家集 秋歌)

まっかっかなむすめがまどからのぞいている|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
「まっかっかなむすめがまどからのぞいている」
(木乃美 光 編 / 正田 壤 画 
福音館書店 1973年12月01日初版)

「てあしがないのに とびらをあける」
答は「かぜ」(モンゴル)
「おつきさまがおとした おひさまがそれをひろった」
答は「よつゆ」(ハンガリー)

光と水が注げば、
春がくれば、種は芽吹く
といったニュアンスの問答。

「私は誰?ここはどこ?今はいつ?」
と星の門の門番に問いかけられて、
何も思い出せない僕。

「お前は誰?どこから来たの?
帰り道はあるの?」
鏡像の幻を前に立ち尽くす。
そんな場面……?


( 2921.12.18~20 Twitter より )


タマルの実と成木責め


古代から中東で生命の樹として
大切にされ信仰されていた
ナツメヤシ。その熟した実は
タマルと呼ばれる。
砂漠の旅でもナツメヤシの実は
貴重な食糧になった。

タマの語源が
タマルだったら面白い、と
夢想、妄想。

日本ではデーツと呼ばれる、
甘い干柿に似た味。

ついでに「玉」の字。
緒でつないだ3つの宝玉は、
オリオン座の三ッ星を表すならば、
面白い……

 古代、ナツメヤシの樹は、
「お宝」だった。
樹高が10メートル以上になり、
雌雄の樹があって風媒花だけれど、
雌の樹の花房に、
雄の樹の花房をフサフサと触れさせ、
人工的に受粉させたという。
古代中東シュメールでは、
新年に王がナツメヤシの若木を
成木責めする神事があったらしい。
「早く芽を出せ、柿の種」

220px-Dates001.jpg (220×330) (wikimedia.org)

Wikipedia よりナツメヤシの実。
お宝だし、生命の源で、玉。
食は生命、
携帯食は魂(……食い気のみ)

猿蟹合戦は、アジアに類話がたくさんある。
成木責め(なりきぜめ)神事は、
ヨーロッパやアジア・日本にも広がりを持つ。
「早く大きくならないと、こうするぞ」
と若木を責めるという。

若木を管理する=計画的な植林は、
古代中東でも行われていたらしい。
雄の樹一本の周囲に
雌の樹をたくさん植えて、
風任せにせず、フサフサ授粉作業。
高所での危険な仕事だった。

成木責めの別バージョンが、
悪い子はいねがあ、のナマハゲかも?
新春の「こども責め」

たとえば
サンタクロースも
昔のヨーロッパでは森の神的な存在で、
ナマハゲに近い存在だったのでは?
黒いサンタさん、悪い子にはムチを
くれたという……

日本は島国だから、大陸から
伝わった古代の文化が
長く保存されているのかもしれない……
(ナマハゲは怖そう)


( 2021.12.7 Twitter より )