安伎波疑尓 々保敝流和我母 奴礼奴等母 伎美我美布祢能 都奈之等理弖婆
秋萩に
にほへる我が裳
濡れぬとも
君が御船の
綱し取りてば
あきはぎに
にほへるわがも
ぬれぬとも
きみがみふねの
つなしとりてば
阿倍継麻呂
( 万葉集 第15巻 3656番歌 )
七夕仰觀天漢各陳所思作歌三首
遣新羅使、天平8年、年紀、作者:阿倍継麻呂、羈旅、七夕、織女、女歌、宴席、福岡
万葉集 第15巻 3656番歌/作者・原文・時代・歌・訳 | 万葉集ナビ
秋萩の花のように装った裳が
濡れてしまおうと(かまわない)
貴方の御舟のとも綱を
手にとれるのならば……
( 2024.11.10~13 イラスト作成 Bing Image Creator +CG加工 )
萩の花 – レモン水
秋といへば
空すむ月を
契りおきて
光まちとる
萩の下露
藤原定家
( 拾遺愚草 巻上:花月百首 月 )
この歌のイメージのイラストを
描いてみたいな。青い夜空の……