四月愚者

古代人の死生観、洋の東西をざっくり越えて、

前世、お魚や鳥さんや馬や牛や羊や豚だったの。
この世を去ったら、舟で星の海に出て、
天の川の星粒になって空から見守り、
雨といっしょに地上に降りて
穀物に宿って実るから。
達者で暮らしてね。

こんな感じだったかも?
と家族に話し、沈黙された。

エイプリルフールの午前。
絵本の読み聞かせ調で語ってみたのである……
(淡々と真顔で)
(ゆえに、たぶん反応に困ったのだと思う)

(新年度の始まり、私は
道化と犠牲王と鬼について等を検索し、
見つけたPDFを読んだのだが、
7年前にも同じその論考をダウンロード
していたことに気づいた……)

この一年こそは
滝に打たれるなり
手堅い読書に励むなり
精進しようと思ふ
四月愚者。
(その決意はゆるい……)
 Orz


( 2023.4.1 Twitter より )


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