水の器という名の花が咲く
青い星の魔法を学びに
遠くから旅してきました。
さて、宙のオアシスで
ひとやすみ……すれども
こんこんと湧く清水のように、
なぜに心はやすまらぬ?
みしらぬ誰かが呼ぶような……
この青い星のほとりで……
みかの原
わきて流るる泉河
いつみきとてか
恋しかるらむ
中納言兼輔
( 小倉百人一首 27番 『新古今集』恋・996 )
( 2021.6.28 Twitter より )
水の器(絵 Bing Image Creator) – レモン水 (ginmuru-meru.com)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E5%8E%9F%E5%85%BC%E8%BC%94
「みかの原」の歌の作者は、なんと紫式部の曽祖父だった。
(脈々と受け継がれた文才、豊かな感性に改めて驚く)