S+R の名を持つ女神


野生の赤いアネモネが早春に花開く、
その様子は冥界に降りる「タンムズの血」を表すと、
中東でいわれているそうだ。
冬の雨期が過ぎて、乾いた季節が訪れる。
タンムズと入れ替わりに、
春の地上に復活するのは、女神イシュタル。
タンムズは大女神の夫、
ギリシアのアドニス、エジプトのオシリスとも近い。
          (2019.3.4 Twitter より)

ふと考えた。
オオゲツヒメは、古事記に登場する穀物女神、
大地母神だが、何故にオオゲツヒメなのか。
尻から食物を取り出して
スサノオに斬り殺された神話は、
シリという外来語からの連想では?
シリウスはイシス(イシュタル)の星、
(イシスはオシリスの妻)
セレス(ケレス)は西洋の大地母神。

いや、外来語なのか。
日本語のシリに女神の意味はないけれど、
「おしりに敷く」は、
女性が主導権を持つ状態を表す。
オショロイ様は、お盆に供養する祖霊のことだ。
(オショロは、アイヌ語では尻のような窪み、または入り江や湾)
オオゲツヒメは、語感から(漢字で)
大いなる月の女神とも。

盆供養で漁村に伝わる「オショロ舟」「シャーラ舟」、
あるいは東北の「オシラさま」など、
シリという語(s+r)に音が通底する言葉は、
むしろこの島国の
古層の風習や言語に由来するのかも?
もしそうならば面白い、と妄想メモ。
          (2019.3.19 Twitter より)

S+R が母音の女神について考えていたら、
女神ではなく妖精・妖魔の類に「セイレーン」がいた。
セイレン、シレーヌ、サイレン……様々に呼ばれる。
ドイツのライン河の有名なローレライ伝説は、
妖女の名こそ異なるが、セイレーンの
「美しい歌声で船乗りを惑わし、船を座礁させる」物語と
よく似ている。

https://t.co/fnFKohMQuj

Wikipedia「セイレーン」の項。

ギリシア神話では、ペルセポネに仕えるニンフだったが、
ペルセポネ誘拐の後、怒ったケレス(セレス)に
鳥の姿に変えられたという。
S+R の名を持つ女神の物語の系譜に連なる。

セイレーンの語源は、干上がる・紐で縛る、が有力だそうだ……?

https://t.co/wpMHwv14FZ

「怪物神羅万象」サイトさん、セイレーンの項。

セイレーンと、中東のリリスとの関連はあるのかな……
翼をつけた姿がどことなく似ている。

中東のニンリル、イシュタル(イナンナ)。
地中海東のアーシラト、アナト、アシェラの三女神。
エジプトのスフィンクス。

水平線。あるいは水際。
水と陸との境界。空と水との境界。

人魚
不知火(シラヌイ)
白比丘尼(シラビクニ)
S+Rの母音

https://kotobank.jp/word/八百比丘尼-1101629
白のシラは,再生するという古語であり,
シラ比丘尼の長寿は,巫女の特つ霊力とかかわるものであろう。
(宮田登)
出典 朝日日本歴史人物事典:
(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について

シラは、再生するという古語なの?
それは知らなかった!(‘◇’)?
どこ見れば、それ詳しく載ってるかな……

オシラ様、は?

https://kotobank.jp/word/シラ-296491

柳田国男の民俗学かぁ、穀霊にまつわる言葉なのね。

https://t.co/4vbcZ03P8n

「海上の道」 柳田国男 著(青空文庫)

          (2019.3.29 Twitter より)

黒姫伝説とセイレーン

白、シラ、という言葉からの連想で、
黒、クラ、も気になってきた。
クロユリ、黒姫、黒姫山、黒姫伝説。

黒姫伝説をWikipediaで読んでみたが、
これも一種の人魚伝説であるかもしれない。
人魚とは異なるが、ローレライには近い……

モヤモヤしている、思いつきメモ。
          (2019.3.31 Twitter より)

https://t.co/QPu5nKevqL

Wikipedia より「黒姫伝説」の項。

(略)……その山は黒姫山と呼ばれるようになり、美女が水の上で歌を詠む姿や、雨乞いに応えて雨を降らせるといったことも伝わる。……(略)
上記 Wikipedia「黒姫伝説の項」より引用。

蛇婿・人魚伝説的な要素が絡み合った黒姫の物語。

セイレーンが海岸の岩で歌う鳥女の姿だったことと、岩の上で歌うローレライや、山神(そして水神)の黒姫の姿とは、どこかで通底してはいないだろうか。
水の上の美女のイメージは、古代オリエント(地中海の東部)で信仰された神々の母「海をゆく貴婦人」アーシラトをも彷彿とさせる……
女神の系譜?   
          (2019.4.3 Twitter より)

Seirazein
「紐で縛る」「干上がる」

セイレーンの語源として有力らしい言葉なのだけれど、
ちょっとネット検索してもよくわからない。
「セイレーンの語源として有力」という記事はたくさんあるけど……

何故「紐で縛る」「干上がる」が元来の意味で、セイレーンに繋がるのか。

松平俊久 「セイレン」『図説ヨーロッパ怪物文化誌事典』 蔵持不三也監修、原書房、2005年3月、108-111頁。ISBN 978-4-562-03870-1。

Wikipedia 「セイレーン」の項で、該当部分の出典をみたら、原書房の事典で、松平俊久氏の著述、と。
これは図書館で探すしかないのかな……

https://t.co/XW5KFe4VG9

品切れで重版未定、と。3800円、いいお値段。

原書房、
古本屋の店先の「世界の神話百科」3冊セット、諭吉がふっ飛ぶお値段だったっけ?
一瞬迷ったけど買って良かった、と後から思った良書……

中古本で売ってるはずだけど、まず図書館。
桜どうなったかな……散歩散歩。

ああ、でも今日は約束があった。また明日。

干上がる、とか紐で縛る、とか不穏な言葉だよ。
エジプトのミイラ?
包帯ぐるぐる。
いや、そうじゃなくて、
吊るされたり縛られたりの犠牲、人身御供?
雨乞いの犠牲は、世界各地に伝承が残る。
ちょ、ちょっと怖い。
もし別の穏当な意味だったら嬉しい。※
          (2019.4.6 Twitter より)


※(後日メモ)
鳥を捕らえるごとく魂を – レモン水 (ginmuru-meru.com)

翼もつ鳥のように訪れるもの – レモン水 (ginmuru-meru.com)