タイムトラベルか夢落ちか……
杯(須恵器)に猫の足跡が残る、それが旅の記憶と重なる?
女神の島は、川の中州か水平線の彼方。
まよひが、常世、竜宮城、中洲の聖杯城。
日の出の地と日没の地を隔て流れる川、
その川には橋がない。
虹の橋のたもとに黄金の鍵がある、と
描いたのはG.マクドナルド。
(2019.10.24 Twitter より)
川岸で誰とも知らぬ相手と
夜明けまで格闘したヤコブの物語が、
聖書に描かれたイスラエルの名の起源譚。
そして相撲のルーツだという。
中東だけでなく、川を背にした決死の姿勢は、
中国の故事にもあった。
背水の陣
http://chugokugo-script.net/koji/haisuinojin.html…
前漢の時代、劉邦の部下だった韓信の戦いに
由来する。
(2019.10.17 Twitter より)
名も知れぬ相手との
真夜中の川辺の取っ組み合い(相撲)、
真剣勝負で夜明けまでがんばると、
太陽の実がなる中州の島行きの渡し船に乗れる。
野良のちび黒猫と、その兄弟を助けるため
ぼくは冒険の旅に出る。
ハニワくんは見守っていてくれる、星空で。
妄想バナシが放置されたまま……半年が。
(2019.10.3 Twitter より)
黒猫・白猫のコンビだと、すでに犬のシロがいる。
犬のシロと猫のクロとで、夜明けの布、黄昏の布。
てゆうか僕が猫を助けに行くって動機が弱すぎる。
中洲の館に眠るのは、お姫様でなくては……かも。
巻き物くわえてる阿吽とかお稲荷様の役を、猫が。
猫が地図をくわえてくる?宝は慈雨や穀物の種?
渡し船に乗るために、相撲をとることで
ハニワくんの記憶とリンクする。
相撲の相手・渡し守は暗闇で誰か不明。
(僕がハニワくんの冒険を追体験する)
航海してトキジクの実(蜜柑)を持ち帰った
タジマモリの神話を参照。
黒猫はただの猫ではなく、神秘の姫の使者。
ってことを、どうやって描けば?
月光に照らされた影法師が……っていうの
ハニワくんで使っちゃったから、同じ手は
つまんない、使えない、どうしようか。
博物館でガラスケース越しの須恵器に残った
花弁みたいな足跡、その足跡が点々と増え、
動き回って、思わず後をつけた僕を暗幕の奥、
不思議な世界へ誘う。
サイス神殿の碑文。
(2019.11.4 Twitter より)